知らなきゃ損!セリーヌの知られざるトリビア5選|歴史から意外な事実まで徹底解説
2025/09/02
目次
はじめに
ラグジュアリーブランドと聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネルかもしれません。
しかし近年、急速に存在感を高め、世界中のファッションラバーを虜にしているブランドがあります。
それが「セリーヌ(CELINE)」です。
シンプルで洗練されたデザインはもちろん、時代に合わせて進化し続けるブランド戦略が大きな魅力です。
ただ、セリーヌには一般的にはあまり知られていない歴史や意外なエピソードが隠されています。
今回は、そんなセリーヌの「へぇ~!」と感心するトリビアを5つ、じっくりとご紹介します。
これを知れば、セリーヌがもっと好きになること間違いなしです。
トリビア1:セリーヌは“子ども靴”のブランドから始まった
現在のセリーヌといえば、バッグやウェア、アクセサリーを展開する総合ファッションブランドという印象ですが、その始まりは意外なものでした。
1945年、創業者セリーヌ・ヴィピアナと夫リチャードがパリで開いたのは、高級子ども靴のオーダーメイド店だったのです。
戦後パリでの成功
第二次世界大戦直後のフランスは、まだ物資が不足しており、質の高い子ども靴はとても貴重でした。
セリーヌの靴は高級素材を使い、デザイン性も高く、瞬く間に上流階級の家庭から人気を集めます。
「子どもだって本物の品質を」という創業者の理念が、多くの顧客の心をつかみました。
婦人靴・バッグへの展開
その後、顧客の要望に応える形で婦人靴の制作に乗り出し、さらにバッグや革小物にも進出。
このとき培ったレザー加工技術と職人の手仕事が、現在のセリーヌの品質の高さにつながっています。
トリビア2:ロゴのモチーフはパリの“凱旋門の鎖”
セリーヌの象徴といえば、「トリオンフ(Triomphe)」ロゴ。
実はこのデザイン、単なる装飾ではなく、パリの凱旋門を囲む鎖模様からインスピレーションを得たものです。
ロゴ誕生のきっかけ
1972年、創業者セリーヌが自動車事故に遭った際、現場近くの凱旋門で目にした装飾に魅了され、そのデザインをブランドロゴとして採用したと言われています。
フランス語で「勝利」を意味する“トリオンフ”という名も、この出来事に由来します。
ロゴの変化と現在
このロゴは一度廃止された時期もありましたが、2018年にエディ・スリマンがアーティスティックディレクターに就任した際、再び復活。
現在ではバッグやベルトの金具、財布の留め具など、さまざまな製品に採用され、ブランドの象徴として再び脚光を浴びています。
トリビア3:エディ・スリマンによるブランド改革
2018年、セリーヌは大きな変革期を迎えます。
新アーティスティックディレクターとして就任したのは、ディオールオムやサンローランで革新的なコレクションを生み出したエディ・スリマンでした。
ロゴ変更という衝撃
就任後、まず行ったのがロゴの刷新。
従来の「CÉLINE」からアクセント記号(É)を取り除き、「CELINE」に変更しました。
シンプルな印象を与えるこの変更は、ブランドの方向性転換を象徴しています。
デザイン路線の大転換
それまでのセリーヌは、2010年から2017年までディレクターを務めたフィービー・ファイロが手掛けるミニマルで知的なデザインが特徴でした。
しかし、エディはこれをロックでユニセックスなテイストへとシフト。
レザーライダースやスキニーパンツなど、サンローラン時代を彷彿とさせるアイテムを投入し、賛否両論を巻き起こしました。
若年層の獲得に成功
従来の顧客からは戸惑いの声もありましたが、若年層からの支持は急増。
SNS映えするアイテムや、ストリートファッションの要素を取り入れたコレクションが功を奏し、ブランドの売上は上昇しました。
トリビア4:メンズラインは40年ぶりの復活
エディ・スリマン就任後に登場したメンズコレクションは、新鮮な印象を与えましたが、実はセリーヌは1970年代にもメンズラインを展開していた過去があります。
70年代の試みと撤退
当時はウィメンズが主力で、メンズは試験的な展開にとどまり、ほどなく休止。
その後、長らくセリーヌ=女性向けブランドというイメージが定着します。
2019年の華麗なる復活
2019年春夏コレクションで、約40年ぶりに本格的なメンズラインを再始動。
スーツやアウターだけでなく、メンズバッグやスニーカーも展開し、新たなファン層を開拓しました。
これにより、セリーヌは完全なジェンダーレスブランドへと進化したのです。
トリビア5:バッグは職人による100以上の工程で完成
セリーヌのバッグが高価な理由は、ブランド名だけではありません。
1つのバッグを作るのに100以上の工程が必要で、その多くが熟練職人による手作業なのです。
素材選びから完成まで
・革の選定:わずかな傷や色むらも許されない厳しい基準
・裁断:パーツごとに最適な革を割り当てる
・縫製:均一な縫い目と耐久性を両立
・仕上げ:コバ処理や金具の取り付けなど細部まで丁寧に
このこだわりが、耐久性と美しさを兼ね備えたセリーヌ製品の価値を支えています。
まとめ
今回ご紹介したトリビアを振り返ると、セリーヌは単なるファッションブランドではなく、歴史と革新を併せ持つ存在であることがわかります。
・子ども靴ブランドから始まった意外な歴史
・凱旋門の鎖をモチーフにしたロゴ
・エディ・スリマンによる大胆な改革
・幻のメンズラインの復活
・100以上の工程を経る職人技
こうした背景を知れば、セリーヌのバッグや洋服を手にする喜びはさらに増すはずです。
ファッションは単なる装飾ではなく、物語を身につける行為。
次にセリーヌのアイテムを選ぶとき、この物語を思い出してみてください。




